キャリア別アドバイス

転勤NGの転職について

検討段階

転職エージェントとして、転職の相談をお受けしますが、その相談の中で、転職先の条件を必ずお伺いします。
その中でよくでる条件が、「転勤の有無」です。

転勤の有無というよりは、「転勤のない会社に行きたい。」という転勤無の条件です。

共栄人材サポートは、広島という地域密着で人材紹介を実施していますが、特にこの条件を出される方の多くは、広島に在住し、広島内での転職を希望されている方が多いように思います。

転勤は、非常に根深い問題です。

自分のキャリアだけの問題ではなく、家族もかかわってくる問題です。正解はありません。

私共、共栄人材サポートは、「転職NG」という条件の方々の転職を実現してきました。その経験を踏まえて、「転職NG」の転職ノウハウについてお伝えしていきたいと思います。

転職背景

転勤NGの転職理由には、以下のようなものがあります。

地元から離れたくない

住み慣れた土地、生まれた土地を離れたくないという理由です。この理由をいわれる方は、家族の問題は別にして、傾向があります。
学卒後、地元(広島)の企業に就職し、異動はあったにしても、基本的には通える範囲内で、就業できていたのですが、転勤を命じられたパターンです。
地元なので、気心の知れた仲間がいるし、余暇も充実している。ある程度充実したテリトリーを壊したくないため、転勤のない会社に転職したいというニーズです。
最近は、20代が多いように思います。

転勤ばかりの会社なので、転勤のない会社に転職したい

これもご相談の多い転勤NGの理由です。傾向としては、ほぼ営業職及びサービス職として就業され、ご結婚あるいは、お子様が生まれたのをきっかけとした場合がほとんどです。とても難しい問題で、会社の意向と、個人の意向が葛藤する場面です。
会社は、売上・利益のために従業員には成長を期待します。成長には、環境の変化が欠かせません。慣れることは重要ですが、慣れすぎると成長が止まるからです。
一方、個人もチャレンジしないと将来の可能性が狭まることはわかっていますが、私生活では安定を求めたい。この葛藤です。

親の世話・介護がしづらいから

40歳代以上の方に多いご相談です。親の世話、および介護が必要になっているので、地元(広島)を離れることができないが、転勤のある会社なので、将来を考えて、今のうちに転勤のない会社に転職しておきたいというニーズです。
この場合には、転職の現実を明確に理解した上で選択をすべきであると考えます。このご相談をお受けするのは、ほとんど40歳代以上の方です。20・30歳代の方は、親の年齢から考えて、まだそこまで真剣に考えていないからです。

成功ストーリー

転勤NGでも、転職はできます。ただし、転勤NGの人より、転勤OKの人の方が有利であるのは間違いありませんので、転職するにしてもコツが必要になります。

地域密着の転職エージェントを探す

まずは、地域に強い転職エージェントを探してください。地域に強いというのは、転職エージェントとしての業歴が長いということです。地域密着で業歴が長い転職エージェントのメリットは、求人企業と長く、かつ深い付き合いをしているということです。
求人は、求人票として世の中に出ているとは限りません。たしかに、求人のニーズは、「人が辞めた」「業容が拡大している」など、「今すぐ人が欲しい」という場合がほとんどですが、実は、求人票としては出ていない求人ニーズがあるのも事実です。
「課題解決」のための求人です。
地域密着の転職エージェントは、その「課題解決」求人を持っています。企業との長いお付き合いで、その会社の内容をよく知っているからです。よって、求人ありきで動くのではなく、「課題解決」のための人材を紹介することができます。私共の経験から、このような課題解決型求人は、転勤NGなどの条件も通りやすくなります。

地場企業(地域密着企業)を狙う

地域密着型の業種として、まず思い浮かぶのは、福祉・医療・学校等でしょうか。
これは誰でもが思いつくことですが、個々の企業を見ていけば、転勤の必要性がない企業も多数存在しています。実は、そのような企業は、地方にはたくさんあります。求人票では、なかなか見えてこないのですが、長年地域で活動している転職エージェントはそのような求人を多数保有しています。
また、地域に根差した企業は、拡大志向というよりも質重視の企業が多くあります。質重視の企業は、現行の商圏内で顧客を維持しつつ、付加価値を高めていこうと考えます。このような地域に根差した優良企業に入社することで、従業員も地域内貢献を実現することができます。

地域限定社員を狙う

最近では、転勤がないことを前提とした求人も増えてきました。転勤のあるキャリア社員と転勤がないエリア限定社員です。時代の流れはありますが、根本的には、企業は人不足です。また、働き方も多様化しています。従来の、画一的な働き方のみでは、採用及び社員のモチベーションを維持できなくなっています。
今のところは、大企業・中堅企業が中心ですが、今後、地方の中小企業にも、地域限定社員制度を採り入れる企業が増えていくと思います。

採用条件が柔軟な企業を狙う

採用条件が柔軟な企業というのは、人材ありきで仕事を考える企業のことをいいます。特に中小企業に多いのですが、勤務条件をフレキシブルに考えてくれる企業があります。当然、キャリアに魅力があることが前提になりますが、面接で「この人を採用したい」と思うと、結構人材側の条件を組んでくれる場合があります。私ども共栄人材サポートでは、そのような場面に多々遭遇してきました。
ただし、この場合には、条件交渉の面が強くなりますので、転職エージェントを介して交渉を行うと転職成功確率は高くなると思います。

条件面は柔軟に考える

地場企業には、そもそも転勤をしなくてもいい会社が多数存在していますし、転勤がある会社から転勤のない会社への転職も可能です。しかし、その他の条件面で妥協しなければならない点も出てきます。特に大手企業から転職する場合、給与その他が低下する可能性が高くなります。おわかりのことだと思いますが、地場企業は地域密着型の企業が多く、商圏は限られています。ということは、中小企業の割合が高いということです。中小企業は、どうしても大手企業よりも給与・その他の条件面で見劣りするのは否めません。
確かに、キャリアを前提として、転勤NGを交渉することは可能ですが、その他の条件面では妥協する必要性がでてくるかもしれません。そのあたりは、ご自分のキャリアプラン及び家族を含めたライフプランを転職エージェントと打ち合わせをしておく必要性があります。
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