転職ノウハウコラム

【経理職】職務経歴書テンプレート見本

■職務要約

●●●大学○○学部卒業後、株式会社××××へ入社。経理部門のリーダーとして、仕訳や現金預金管理などの日常業務、発注や請求書作成など仕入・販売管理業務、月次・年次決算業務、連結決算業務、海事関連業務など経理実務全般を担当。その他、会計ソフトの入れ替えプロジェクトのリーダーとして、ソフト選定から導入、業務標準化や運用まで一貫して対応してきました。

■職務経歴

20xx年xx月~現在 株式会社○○○○○
事業内容:製造業
資本金:x億x千万円(20xx年度) 売上高:xxx億円 従業員数:x,xxx人
上場:東証一部上場
雇用形態:正社員

期間:20xx年xx月~現在  
配属部署:本社/○○部

【日常業務】(約x年)
・伝票起票
・会計ソフトへ仕訳の入力作業
・現金出納管理/預金口座管理業務
・小口現金管理

【仕入、販売管理業務】(約x年)
・売掛金管理
・発注業務
・入庫、検収業務
・支払締め業務、支払業務
・請求書作成

【単体決算業務】(月次決算 約x年/年次決算 約x年)
・月次、四半期、年次の財務諸表作成
・月次決算業務
(月次仕訳、現金/預金の残高確認、仮勘定の整理、経過勘定の計上、減価償却費の計上など)
・月次試算表作成、年次試算表の作成
・決算整理仕訳(見越し処理、繰延処理、減価償却計上)
・決算報告書作成
(貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、キャッシュフロー計算書、事業報告書)

【連結決算業務】(約x年)
・子会社側の連結パッケージ作成
・関連会社間取引の整合チェック

【開示関連業務】(約x年)
・決算短信作成、四半期・有価証券報告書作成
・開示資料の作成

【主なプロジェクト】
・20xx年、会計ソフト切り替えを実施
会計ソフト切り替えにあたりプロジェクトリーダーを担当。全体の管理を行いつつ、導入後の運用ルールの策定や運用についての説明会を実施した。スケジュール通りの運用開始と円滑なソフト移行に貢献できた。

■活かせる経験・知識・技術

・上場企業での経理業務経験
 日常業務・年次決算、連結決算、海事関連業務対応といった経理業務全般の幅広い経験があります。
・製造業での経理業務経験
・会計ソフト導入経験
 

■資格

普通自動車第一種運転免許 / 20xx年xx月取得
日商簿記検定1級 / 20xx年xx月合格
TOEIC Listening&Reading Test xxx点 / 20xx年xx月取得 (日常会話レベル/ビジネス利用なし)

■PCスキル

Word / 社内外文書が作成できるレベル
Excel / IF関数、VLOOKUP、ピボットテーブル、マクロが使用できるレベル
PowerPoint / 会議資料・提案資料が作成できるレベル
SAP / 運用が可能
会計ソフト / TKC・マネーフォワードの使用が可能

■自己PR

・日常業務の見直し改善能力
日常的に発生するデータ集計や分析業務では、生産性向上を意識し、自発的にExcel等のスキルアップに努め、関数やピポットテーブル、マクロを使用してのデータ管理や分析を行っております。
また、RPAなどを活用した業務手順の構築・改善にも取り組んできした。業務効率の向上を常に意識するよう心がけています。
 
・会計ソフト切り替えプロジェクト経験
会計ソフトの切り替えにあたり、プロジェクトリーダーを担当。ソフト選定、システムの導入から移行、運用ルールの策定、関連部署に対しての運用説明会など部署を跨ぐプロジェクトに携わり実現してきました。この経験を活かし今後も様々な課題に対し、プロジェクトをリードしゴールに導けると考えています。

【経理職】職務経歴書の書き方のポイント

経理職での職務経歴書は、日常業務だけでなく、単体決算や連結決算、開示業務などどのくらい深く経理領域の業務を経験しているかが注目されます。よって、それら経験業務の具体的内容や年数も含めて記載しましょう。また、本社でなく子会社の経理をご担当された場合にはその旨を記載しましょう。どのような業界のどの様な規模の経理を経験してきたかは、採用企業が自社の業務とのマッチングを図る上で1つの指標となりますので、分かりやすいように記載いたしましょう。

その他に、プロジェクトを推進した経験がある場合には、追記して頂くとアピールになります。

資格では、経理業務に役立ちアピールに繋がるものは全て記載しましょう。また、海外に拠点がある企業・外需企業などでは英語力の有無も大きなアピールとなりますので、TOEICなど英語力の指標となるスコアをお持ちの場合には必ず記載しましょう。

PCスキルについて、財務・経理データ管理や分析を行う事も多いため、ExcelやAccessなどスキル記載も効果的です。また、会計関連の使用経験のあるソフトを記載して頂くと採用側がイメージしやすくなります。

自己PRについて、業務改善や生産性向上のために主体的に取り組んだことを、過程や実績踏まえて書くとアピールに繋がります。その中で、正確性や迅速さはもちろんですが、プロジェクトを推進する中で周囲との調和や協調が感じ取れるエピソードなど入れて頂くと、採用担当者に人間性が伝わりより良い自己PRになります。
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