転職ノウハウコラム

【土木設計職】職務経歴書テンプレート見本

■職務要約

○○大学建築学部○○学科を卒業後、新卒にて株式会社○○○○○に入社。土木工事部設計部門に配属され、河川技術者として主に〇〇〇直轄の河川・ダムに関連する調査・検討業務に従事してきました。入社当初は、河川測量や水質調査等のフィールドワークを中心とした業務を担当。その後、融雪・流出解析や水質予測計算といった数値計算スキルを取得し、水質予測や流出予測や、3DCGの作成、流入予測システムの設計等の幅広い分野の業務を担当。

■職務経歴

20xx年xx月~現在 ○○○○○株式会社
事業内容:建築一式工事、土木一式工事等に関する調査、企画、設計、監理、施工など
設立:19××年
資本金:××億円 売上高:××億××××万円(20××年度)
従業員数:500名(単体)
本社所在地:広島県広島市
雇用形態:正社員

□期間
19xx年xx月~20xx年xx月
<プロジェクト概要>
・河川・ダムの水質調査、流量観測、横断測量
・接触材等による水質浄化試験
<担当業務>
担当技術者
<職位>
主任

□期間
20xx年xx月~20xx年xx月
<プロジェクト概要>
・熱収支法を用いた融雪モデルの構築と流入予測への適用
・水質予測モデルによる閉鎖性水域の富栄養化現象の解析
<担当業務>
依頼研修員
<職位>
現場代理人

□期間
20xx年xx月~20xx年xx月
<プロジェクト概要>
・河口汽水域における形態別りんの挙動に関する調査・試験
・ダム湖水の異臭味(かび臭)改善を目的とした調査・対策検討及びモニタリング計画作成
・閉鎖性水域の水質、底質調査、負荷量算定
<担当業務>
担当技術者
<職位>
現場代理人

□期間
20xx年xx月~20xx年xx月
<プロジェクト概要>
・砂防事業実施箇所おける植栽後の景観評価を目的とした3DCGの作成
・道路広告物による景観影響評価を目的としたフォトモンタージュの作成
・ダムにおける融雪予測機能を有した流入量予測システムの検討
・ダム流域における積雪モニタリング計画の作成
・社内のI-Constraction対応機器の導入・運用計画作成
・河床低下及び河岸侵食等の課題を有する河川の河道分析評価及び対策検討
<担当業務>
管理技術者
担当技術者
<職位>
現場代理人

■資格

19XX年Y月 普通自動車第一種運転免許 取得
20XX年W月 技術士(建設部門 河川、砂防及び海岸海洋)
20XX年W月 環境計量士(濃度関係)
20XX年W月 測量士補

■自己PR

<関係各所との円滑な折衝>
土木設計にあたっては、関係各所と打ち合わせを重ね、デザインや構造の意図を把握しながら設計しています。図面上できれいに納まるだけでなく、施工時も円滑な工事になるように、施工管理の意見を汲みとることにも尽力。また、各部門との進捗管理を細かく行うことで、突発的なトラブルが発生しても柔軟に対応し、工期内の設計に貢献できています。

<施主のニーズを汲みとり、満足してもらえる最適な設計を実現>
一部土木設計では、施主のヒアリングから担当。予算やデザインに関する要望をもとに、最適な土木設計が進められるよう施主との密な連絡を心掛けています。施工開始後は現場へ通い、施工管理担当者と進捗確認をしながら、正しい施工ができているかを細かく確認。結果として、施主と初期の提案時に合意した内容からギャップを発生させることなく施工を進めることに貢献しました。

【土木設計職】職務経歴書の書き方のポイント

土木設計職が扱う分野は道路やダム、トンネル、橋、河川など多岐にわたります。そのため、応募企業の事業内容にどう貢献できるかを意識した書き方をすることが重要です。
まず、職務要約は、実務経験とスキルを簡潔にまとめてアピールする部分です。読み手に短時間で正確な情報を読み取ってもらえるよう、ご自身の経験とスキルを3~4行で分かりやすくまとめてください。一口に土木設計と言っても道路やダム、トンネル、橋、河川など様々な分野がありますので、自分が手掛けたものが分かるように記入します。例えば河川・ダム関連の設計に従事していた場合は河川技術者としての業務内容と経験年数、実績などに関して記載し、専門性をアピールしてください。
次に、 職務経歴は自分の関わった3~4つほどのプロジェクトを時系列順に書き進め、これまでの業務内容を読み手に分かりやすく伝える役割を果たします。
まず、期間とプロジェクト概要、担当業務、職位を記入していきます。ポイントとしては、プロジェクト概要は読み手の専門外な分野であることを想定して、専門性の強い業務内容は分かりやすい言葉に言い換えて書くことです。
資格について、土木設計をするうえで必須の資格はありませんが、技術士などの資格や土木施工管理技士(1級もしくは2級)を保有しているとスキルが高いと判断されます。また国家資格ではありませんが、平成21年に誕生した民間資格の「土木設計技師」も保有していると優遇されますので、資格をお持ちの方は忘れずに記入してください。
自己PRでは、土木設計をするうえで学んだことや経験したことを具体的な事例・実績を交えて企業へアピールします。例えば河川・ダムに関連する業務に従事していた場合、測量や水質調査等の業務から学んだことや身に着けたスキル(測量士補や技術士などの資格、数値計算スキルなど)で自己PRすることができます。
ご自身の強みをアピールする際には、応募企業の事業内容にどう貢献できるかを意識してください。
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