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広島県の通勤事情について その1

広島県の通勤事情についてご案内しています。広島へ転居をお考えの際の検討材料としてご参照ください。

全国の状況

全国では通勤・通学者の46.5%が自家用車通勤

全国の15歳以上自宅外就業者・通学者(5842万3千人)に占める利用交通手段別割合をみると、利用交通手段が1種類の者のうち、自家用車が2634万8千人(通勤・通学者の46.5%)と最も多くなっており、次いで鉄道・電車が914万3千人(同16.1%)、オートバイ又は自転車が826万人(同14.6%)、「徒歩だけ」が401万9千人(同7.1%)などとなっています。

広島県の状況

広島県では通勤・通学者の48.1%が自家用車通勤。乗合バスの割合が5.1%と平均以上。

一方、広島県の15歳以上自宅外就業者・通学者では、利用交通手段が1種類の者のうち、自家用車が48.1%となっており、全国平均とよりやや高くなっております。
自家用車の割合が低い首都圏(東京都9.4%、大阪府19.1%、神奈川県19.2%)からみますとやはり高い割合といえます。

広島県の特徴としましては、乗合バスの割合が全国平均2.5%に対し、5.1%と平均以上であることが挙げられるかと思います。
広島市内にはJRと路面電車も走っており、鉄道・電車の利用者は6.9%となっております。
また、オートバイや自転車の利用も平均14.6%よりやや高い19.5%となっています。

広島県内を見ますと上記のような数字となりますが、広島市内中心部は自家用車より、鉄道・電車や乗合バスの割合が高く、郊外になりますと自家用車が中心となります。

広島県の主要産業は製造業ですが、それらの大型工場は郊外の工業団地などにあり、自家用車での通勤が中心です。
次回以降、広島県の主な交通手段を詳しく紹介していきます。


※当コラムは、総務省統計局が5年ごとに実施している「国勢調査」の中で、10年ごとの大規模調査で実施している、『利用交通手段別15歳以上自宅外就業者・通学者数 』のデータを参考にしております。
※直近、令和2年(2020年)国勢調査のデータの公表がこれからですので、前回の平成22年(2010年)データになります。
※通勤・通学のデータになります。
総務省統計局HP(利用交通手段)
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