転職のための広島生活情報

広島県内の小学校についてまとめております。
広島への転居の際や、お子様の進学について改めてお考えの方にご参考にしていただければと思います。

広島県内の小学校数

小学校には受験を必要としない「公立」の他に、「国立」と「私立」があります。
広島県内にあるそれぞれの学校数と、その数の推移をお伝えします。
広島県内小学校数の推移(公立小学校・私立小学校・国立小学校)
少子化の影響もあり、広島県内の公立小学校の数は減少傾向にあります。
一方で私立小学校の数はわずかではありますが増加しています。
昨今の全国的な私立小学校の人気は広島県でも同様の様子が数字に表れています。

国立・公立・私立 の特徴

「公立小学校」「国立小学校」「私立小学校」についての簡単なご説明と、広島県の特徴をお伝えします。

公立小学校

公立小学校は「都道府県・市区町村」が運営する学校です。

居住する学区に応じた学校へ通うため入学試験がなく、学費は無料。給食費や諸経費のみとなっています。小学校の周りに住む子供が入学するので、その地域の友達が作りやすいということも、大きなメリットです。また集まる子供は家庭環境も学力もそれぞれ異なります。様々なタイプの子供が集まるのでコミュニケーション能力を養うことができます。

その反面、学力に大きな差のある子供同士が同じ授業を受けることや、価値観の合わない保護者との付き合いが苦痛な場合にはデメリットとなってしまうかもしれません。私立小学校や国立小学校と比べて、公立小学校では平均的な学力が低い傾向があるという結果もあります。

具体的に、お住まいの住所がどこの小学校に属するのかを調べるには、各市町村のホームページにそれぞれ「通学区域一覧」が掲載されていますのでこちらで確認をすることができます。
下にリンクを掲載いたしますので、よければご参考にされてみてください。



~小学校 通学区域一覧~
【広島市】 広島市教育委員会ホームページより 【廿日市市】廿日市市役所ホームページより 【呉 市】 呉市役所ホームページより 【江田島市】江田島市役所ホームページより 【福山市】 福山市教育委員会ホームページより 【尾道市】 尾道市役所ホームページより 【東広島市】東広島市ホームページより

国立小学校

国立小学校は「国」が運営する学校です。

広島県内の国立小学校は全て小中一貫であり、費用面では公立と同じく学費は無料。こちらも必要となるのは給食費や諸経費のみとなっております。また学習面では、大学の研究結果を反映した授業内容となりますので、先進的で充実した教育を受けることができることが大きなメリットです。

デメリットとしては通学許可区域が定められている点です。受験を考える際には、区域内に居住地があるかどうかを確認する必要があります。また、広島県内の国立小学校では、学科試験が合格した後に抽選により入学者が選ばれますので、運も必要となってきます。

広島県内にある3つの国立小学校とその詳細をお伝えします。
1)広島大学付属 小学校 【公式ホームページはコチラ】
  • 【学校名】 広島大学付属 小学校
  • 【住 所】 広島市南区翠一丁目1-1
  • 【附属校】 幼稚園・小学校・中学校・高等学校
  • 【1学年の生徒数】 2学級(普通学級):各32人
2)広島大学付属 東雲小学校【公式ホームページはコチラ】
  • 【学校名】 広島大学付属 東雲小学校
  • 【住 所】 広島市南区東雲3丁目1-33
  • 【附属校】 小学校・中学校
  • 【1学年の生徒数】 3学級(普通学級2/複式学級1/特別支援学級1):計76人(32人/32人/8人/4人)
3)広島大学付属 三原小学校【公式ホームページはコチラ】
  • 【学校名】 広島大学付属 三原小学校
  • 【住 所】 三原市館町2丁目6-1
  • 【附属校】 幼稚園・小学校・中学校
  • 【1学年の生徒数】 2学級(普通学級):各32人
           参照:広島大学ホームページ(https://www.hiroshima-u.ac.jp/)より2023年度情報 

私立小学校

私立小学校は「学校法人」が運営する学校です。

学校ごとに教育方針やカリキュラムが掲げらており、学校の理念に即して教育を行います。教職員の人事異動もほとんどなく、例え異動があったとしても教育方針が変わることはありません。そのため、家庭に合った教育方針の学校を選ぶことができるということが、最大のメリットです。また、充実した教育設備を備えており、中学・高校・大学一貫校があることが多いので、継続的によりよい教育環境で過ごすこともできます。また、入学者は同じ教育方針に共感をして集まるので、保護者同士の価値観が近いということも、親としては嬉しいことですね。

デメリットとしては、費用が多くかかることです。入学金、授業料だけでなく設備費用代や通学交通費が発生するケースが多いので、金銭的負担が大きいことが公立、国立の学校との違いになります。

広島県内にある8つの私立小学校と簡易的な情報をお伝えします。
1)安田小学校 【公式ホームページはコチラ】
  • 【学 校 名】 安田
  • 【法 人 名】 安田学園
  • 【住  所】 広島市中区白島北町1-41
  • 【許認可年】 1955年
  • 【入 学 金】 280,000円
  • 【1学年の生徒数】3学級:計83人
2)三育学院小学校 【公式ホームページはコチラ】
  • 【学 校 名】 広島三育学院
  • 【法 人 名】 三育学院
  • 【住  所】 広島市中区竹屋町4-8
  • 【許認可年】 1956年
  • 【入 学 金】 80,000円
  • 【1学年の生徒数】1学級:30名
3)なぎさ公園小学校 【公式ホームページはコチラ】
  • 【学 校 名】 なぎさ公園
  • 【法 人 名】 鶴学園
  • 【住  所】 広島市佐伯区海老山南2丁目2-30
  • 【許認可年】 2003年
  • 【入 学 金】 280,000円
4)福山暁の星小学校 【公式ホームページはコチラ】
  • 【学 校 名】 福山暁の星
  • 【法 人 名】 福山暁の星学院
  • 【住  所】 福山市西深津町三丁目4-1
  • 【許認可年】 2003年
  • 【入 学 金】 120,000円
  • 【1学年の生徒数】2学級:全60人
5)英数学館【公式ホームページはコチラ】
  • 【学 校 名】 英数学館
  • 【法 人 名】 広島加計学園
  • 【住  所】 福山市引野町980-1
  • 【許認可年】 1993年
  • 【入 学 金】 200,000円
  • 【1学年の生徒数】1学級:25人
6)広島三育学院大和 【公式ホームページはコチラ】
  • 【学 校 名】 広島三育学院大和
  • 【法 人 名】 三育学院
  • 【住  所】 三原市大和町下徳良296-2
  • 【許認可年】 1977年
  • 【入 学 金】 80,000円
  • 【全校生徒数】2学年複式 学級:計13名
7)ぎんがの郷 【公式ホームページはコチラ】
  • 【学 校 名】 ぎんがの郷
  • 【法 人 名】 銀河学院
  • 【住  所】 福山市大門町大門119-8
  • 【許認可年】 2007年
  • 【入 学 金】 200,000円
  • 【1学年の生徒数】60名
8)神石インターナショナルスクール 【公式ホームページはコチラ】
  • 【学 校 名】 神石インターナショナルスクール
  • 【法 人 名】 神石高原学園
  • 【住  所】 神石郡神石高原町時安5020-77
  • 【許認可年】 2020年
  • 【入 学 金】 280,000円
  • 【全校生徒数】計39名
休校中(1校)・・・・・広島城北小学校
                    参照:広島県教育委員会ホームページ「ホットライン教育ひろしま」より   (2022.4.1 時点)

小学校に通う教育費

続けて、私立小学校に通った場合に具体的にどのくらいの費用が発生するのかを文部科学省が発表した「子供の学習費調査」を元にお伝えします。
こちらの調査によると、保護者が支出した、子供一人当たり1年間での学習費総額は次の通りです。
比較しやすいよう、私立だけでなく公立も記載いたしますのでご参考にされてみてください。
子ども一人当たり 1年間の教育費総額【公立小学校と私立小学校】
私立小学校では、学校にかかる教育費だけでも年間 約960万円、これは単純に月で割ると毎月80万円になります。これは全国平均値になりますので地域によっても差がでると思いますが、少なくとも公立小学校よりも多くの費用が発生することがよくわかります。

まとめ

広島県内のさまざまな小学校をご紹介いたしました。
【私立小学校】や【国立小学校】を選択される場合には受験を伴いますので早めのご準備が必要となります。
学校ごとに受験内容や形式が異なりますので、その際には塾へ通われることもおすすめいたします。
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