転職ノウハウコラム

賃上げが安定している業界ランキング
賃上げが安定している業界ランキング
「給料は本当に上がるのか」
転職を考える際、多くの方が最も気になるポイントではないでしょうか。

厚生労働省が発表した「令和7年 賃金引上げ等の実態に関する調査」の最新調査では、9割以上の企業が賃上げを実施・予定しています。
しかし、「どの業界でも同じように安定して賃金が上がっている」わけではありません。

そこで今回は、
① 賃上げ実施率が高い ② 引き下げ・据え置きが少ない ③ 「未定」「改定なし」が少ない
という観点から、「賃上げが安定している業界」を独自にランキング形式でまとめました。

第1位:インフラ系(電気・ガス・水道)

賃上げ実施率:100%
引き下げ:0%
変わらない:0%
改定しない:0%
未定:0%

▶ 特徴
景気に左右されにくく、料金体系も安定している業界です。人材確保の観点から、計画的・継続的な賃上げが行われやすい傾向があります。

第2位:製造業

賃上げ実施率:97.5%
改定しない:0.8%
未定:1.6%

▶ 特徴
人手不足が深刻で、技能人材の確保が最優先課題となっています。ベースアップと定期昇給がセットになっている企業も多く、中長期的に年収が伸びやすい業界といえます。

第3位:情報通信業

賃上げ実施率:97.4%
変わらない:1.2%
改定しない:0.1%
未定:1.2%

▶ 特徴
IT人材の獲得競争が激しく、成果やスキルに応じた昇給が行われやすい業界です。若手でも年収アップを狙いやすい点が魅力です。

第4位:学術研究・専門技術サービス業

賃上げ実施率:95.4%
引き下げ:1.5%
改定しない:2.0%

▶ 特徴
コンサルティング、設計、技術職など、専門性の高い分野が中心です。業績に応じて、比較的着実に賃金が見直される傾向があります。

第5位:不動産業・物品賃貸業

賃上げ実施率:94.7%
未定:5.3%

▶ 特徴
景気の影響は受けやすいものの、成果連動型の処遇とベースアップを併用している企業も多く、年収が伸びやすいケースが見られる業界です。

業種別|1人平均賃金の改定状況

令和7年の1人平均賃金改定状況について、業種別の具体的な数値を以下の表にまとめました。
令和7年 1人平均賃金改定の実地状況 (単位 %)
業種 引き上げ 引き下げ 変わらない 改定しない 未定
鉱業・採石業・砂利採取業100.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
建設業89.6%0.0%0.0%0.0%10.4%
製造業97.5%0.0%0.0%0.8%1.6%
電気・ガス・熱供給・水道業100.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
情報通信業97.4%0.0%1.2%0.1%1.2%
運輸業・郵便業85.7%8.7%0.0%5.6%0.0%
卸売業・小売業92.8%1.7%0.0%4.4%1.1%
金融業・保険業90.7%0.0%0.0%0.0%9.3%
不動産業・物品賃貸業94.7%0.0%0.0%0.0%5.3%
学術研究・専門技術サービス業95.4%1.5%0.0%2.0%1.2%
宿泊業・飲食サービス業78.4%1.0%1.2%7.1%12.2%
生活関連サービス業・娯楽業79.5%0.8%4.1%4.4%11.2%
教育・学習支援業87.4%0.3%1.2%8.0%3.1%
医療・福祉84.9%0.0%0.0%4.4%10.7%
サービス業(他に分類されないもの)86.4%0.4%5.5%0.0%7.7%
※本コンテンツで使用しているデータは、厚生労働省が実施した「賃金引上げ等の実態に関する調査(令和7年)」に基づいています。

本調査は、民間企業(労働組合の有無を問わない)における賃金・賞与の改定状況や改定方法、改定に至る経緯などを把握することを目的とした、統計法に基づく一般統計調査です。
調査対象は、全国の15大産業に属し、常用労働者100人以上を雇用する民営企業の中から、産業・企業規模別に無作為抽出された企業です。令和7年調査では、調査対象企業数3,643社、 有効回答企業数1,847社(有効回答率50.7%)の回答をもとに集計されています。

また「1人平均賃金」とは所定内賃金(諸手当等を含むが、時間外・休日手当や深夜手当等の割増手当、慶弔手当等の特別手当を含まない)の1か月1人当たりの平均額をさします。

なお、本調査結果は業界全体の傾向を示すものであり、個別企業の賃金改定状況を保証するものではありません。
参照:https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/jittai/25/index.html
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