決定版 職務経歴書の書き方

決定版 職務経歴書の書き方

2~3行だけでは、アナタの実力は伝わらない!

職務経歴書今や書類選考に欠かせない職務経歴書。
職務経歴書の出来、不出来が書類選考の通過率を大きく左右するということで、どの求人広告媒体も人材紹介会社も、そして公的機関もその重要性を説きます。

Web上では職務経歴書のテンプレートがひしめき、テクニックやコツなどを指南するサイトが無数に存在しております。

ただ、かくも重要な職務経歴書でありますが、なかなか上手く書けないという人も意外に多く、中には2~3行程度しか経歴内容が記載されていないケースも見受けられます。そういう人の厄介なところは、それだけでは(2~3行では)「伝わらない」ということをご理解いただけていない、という点です。

そこで、改めて職務経歴書がなぜ必要なのか、その作成意義について考えてみたいと思います。

職務経歴書は、なぜ必要?

職務経歴書が必要な理由職務経歴を見るのは求人企業に他なりません。
その求人企業の担当者に「この人に会ってみたいな、一緒に仕事をしてみたいな」と思わせることが必要であり、それが職務経歴書を作成する理由の第一義です。

第二義としては、
スキルアップ(ないしはキャッチアップ)のため
並びに
キャリアパスを描くためのヒントを得るためです。

通常転職を意識した時に第一義と二義はセットで考えられるものですが、残念ながら転職活動をされていない場合は、「キャリアの棚卸し」という整理をされない人が殆どであり、ゆえに転職活動で初めて自分自身の弱みというものに気づくことが多いのです。ああすれば良かった、こうしておけば良い転職ができたのに...。悔やんでも時既に遅しなのです。だからこそ常に世の中に向けアンテナを張り、自分自身足りていないものはないか?身につけておかなければならないスキルは何か?を注意深く観察し都度補って頂きパワーアップをしていかなければならないのです。

「会ってみたい」と思わせる職務経歴書に必要な4つのポイント

これをなぞって考えてみると少しは書き易くなると思いますが、いかがでしょうか?
もっと詳しく知りたいという方はこちらをご覧ください。

共栄経営センターなら、こうアドバイスする!実際のアドバイス例、大公開

メーカー営業経験者のUさんにご紹介先企業である某自動車部品メーカー(セールス)への応募へ向け行ったアドバイス

転職希望先企業に合わせて自分のキャリアの中で、強みとなるポイントを見極めて!

From:共栄経営センター To:U様

U様のこれまでのキャリア(強み)は、やはり2社目の**社になろうかと思います。故にここを抽出する(この企業での経験を職務経歴書で訴求する)必要があります。

ここでメーカー営業の何たるかを(Uさん、あなたは)習得されています。

対**社(大手家電メーカー)向けの営業の成功事例はまさにそうで、**社(今回応募する企業)と相通ずるものがあります。

  • 顧客が何を望んでいるのか?
  • 顧客はどのような提案(素材、重さ、規格、耐久性、強度、寿命、操作性、コスト等)をいつの段階で望んでいるのか?【ニーズ】
  • 顧客が思ってもみなかったことは、どんな提案だったのか?【シーズ】
  • 担当顧客の業界毎に提案の違いはあったか?あればどんな点が違い、どのような事を心がけ対応したのか?【苦労話】
  • 競合他社へのベンチマークで気をつけたことは?
  • 関連部門(開発、製造、協力メーカー)とはどのようなやり取りを行っていたのか?彼らの現状を常に理解した行動が取れたのか?
  • 設計変更を無くすために工夫したことは何か?
  • 納期短縮に向け努力したことは?
  • コスト削減に対し行った行動は?
  • 無理を言うメーカー(顧客)に対しどのように善処し或いはあしらったのか?

この投げかけに対し、一つひとつ丁寧に回答を出しながらUさんは立派な職務経歴書へと仕上げていき、書類選考を見事パスさせました。

全く書き方が分からないというYさんに対しジョブディスクリプションからの経歴書作成方法ついてアドバイス

極論、求人票(ジョブディスクリプション)の内容に沿って職務経歴書を作成するのが一番!

From:共栄経営センター To:Y様

さて、まずは改めて**社(某大手外資系メーカー)の今回の求人情報につきまして添付の通りお送り致します。ご確認下さい。(※e-mailにてジョブディスクリプションのファイルを送信)

極論(テクニック)から申し上げますと、この求人票に書かれている内容(実際にやって頂くお仕事内容と先方企業様が求める経験や能力)に沿って職務経歴書を作成するのが一番です。

例えば、(ジョブディスクリプションの)「経験・スキル」の項目に今回最も重視していることの一つでもあります以下要件がございます。

「論理的思考能力、客観的に物事を分析・判断し、問題を解決まで主体的に導いていく力」

この経験やスキルを証明することが、即ち求人票に沿った経歴書の書き方となります。

ただ、職務経歴書の中で論理的思考能力を示すことは難しいのも事実です。 ではどうやってそれを証明していくか?

これまでの職務経験の中において、多かれ少なかれ、「ある事象の根本解決のため判断材料を収集し恣意性を排除し、あらゆることを(要因)を考慮し仮説を立て問題の本質を理解し解決に導いた」というご経験をされたものと思われます。筋道を立て行った、これら一連の作業を経歴書に落とし込むことによってロジカルさというものをアピールすることができます。

また、オーソドックスな手法としては、以下のような点に注意した書き方。

  • ある問題・課題を発掘し、
  • その解決のために何(お金・情報・人(社内外のあらゆる部門の属する人)・ツール(言語、IT機器、車、・・・))がどれだけ必要で、
  • どのように手配(協力)をして(貰って)、
  • 最終的なゴール(どんな)を目指し、納期をどのように決め、達成したか。

これらを1つ1つ丁寧に落とし込んで行き文章に仕上げますと、筋道の通った内容に仕上がります。

求人票の内容に応えるように書くことが、職務経歴書の基本。Yさんも見事に書類選考をパスしました。

某社への応募に向け、設計者Iさんに再度職務経歴書の作成をお願いし、同時に厳しくアドバイスを差し上げたもの

曖昧な箇所、当たり前の記述を徹底排除。見慣れた職務経歴書に企業は興味を持ちません!

From:共栄経営センター To:I様

結論としましては、再送頂いた経歴書では某社様(応募予定企業)に限定して言えば、書類選考でNGとなるでしょう。

まずは感覚的なところで、おそらく「ちょっと違うな」と先方様は思われる筈。それなりに書き込んで頂いておりますし、前回分よりは更に良くはなっていることは事実ですが、「どうも、何か違う」という感じがします。全体を通じ。

それは何なのかと改めて経歴書を何度か読み返しましたところ私なりに見えてくるものがございました。

全体的に以下の特徴が見受けられます。

1.曖昧であり、根拠や具体性に欠ける。
2.当然過ぎることを記載している。そこを記載してはいけないというものではないですが、それを記載するのであれば、それに続く【「だから何?」】というものをしっかり書かなければ、意味がない。

事例を挙げ説明します。

●「流動性、コスト、生産性」を考慮するのは当たり前の話であり、そのためにI様がされたことは何なのか?どんな工夫をしたのか?それを訴求するのが職務経歴書です。まさかコスト削減のための自分の給料を削ったわけではないですよね?ではどうやってそれを実現したのか?それを書く。

「流動性」にしてもどんなことを意識したのかを書く。例えば、次期開発に対し40~50%の流用を考えたとした場合、その40~50%を流用するためにしなければならなかったことは何か?色んな制約(どんな制約?)をどのような創意と工夫をもって解決したのか?それを書く。

もう1箇所事例を挙げておきます。

●「1点1点の公差を考慮しての部品形状設計が重要」
⇒その通りです。当然過ぎることです。 だからこそあなたは何をしたのか?しなければならなかったのか? それを書く。それが職務経歴書です。

例えば、1点1点の公差なんか気にしていたら時間(コスト)がかかって仕方が無いという考えもあり、そこに立脚すると「1点1点の公差なんか気にせずスピードUPを図る」ことが解決策になります。でも果たして本当にそれで良いのか?Qualityはどうなるのか? そこで相矛盾するこれら2つの難題を止揚し解決策を出さなければならない。 そこに創意工夫が生まれる訳で、企業(某社)はそれを知りたがっているのです。

揚げ足を取っているように思われるかもしれませんが、ロジカルに曖昧性を排除しより具体的に書く、ことが評価の対象になるわけで、そこを書き切れない人は、「職務経歴書の書き方やその意義」を知っている/いないに関わらず書類選考で落とされてしまいます。

非常に沢山の「見慣れた」職務経歴書に最早企業は興味を持ちません。それは今回応募を予定している某社様に限らずのお話しです。選考レベルが高い企業様であればあるほど、人気が高い企業様であればあるほど、その傾向は顕著です。

耳障りがいいだけの無駄な記述がないか今一度見直し、根拠・自分なりの取り組み・実際の結果などを具体的に示すことで、「自分だけの」職務経歴書に仕上げることが重要です。

いかがでございましたでしょうか?
これなら自分でも書けそうだ、と思って頂けましたでしょうか?

今回挙げさせて頂いた3つの事例に共通しておりますのは、いずれも「より具体的に、詳細に、相手にイメージして貰い易いように、丁寧に書く」ということではないかと思います。

但し、それはとても非常にしんどい作業ともなります。

しかし、ここでしっかり考えて、紙面に落とし込んでおけば、実はその副産物として面接が有利になるのです!

くわしくは、「面接必勝マニュアル」をご覧になられて下さい。

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広島を中心に人材紹介サービスのほか、経営コンサルティングサービス、M&Aサービスを展開する共栄経営センターならではの情報網を駆使し、あなたの「ぴったり」をお探しします。

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